ユー編集長のつぶやき
2016-04-07T14:21:30+09:00
yooinchoi
日々の生活のつぶやきです
Excite Blog
UA876
http://yooin.exblog.jp/24283910/
2016-04-07T14:22:30+09:00
2016-04-07T14:21:30+09:00
2016-04-07T14:21:30+09:00
yooinchoi
未分類
この日の搭乗開始時刻は12:00AM予定。
(結局機材到着遅れで,12:15ANになったけれど…)
ちなみに,ANAラウンジのスタッフさんが,通常は11:40PMと教えてくれた。
機材到着遅れを見越して,予め搭乗時間を通常より遅くしていたらしい。
■肝心のチェックイン開始時刻
この日のチェックイン開始は9:30PMだった。
この情報が欲しかったのに,なかなかWebから見つけ出せず,結果として空港に早く着きすぎてしまった。
▲さすが新型機。機内はキレイでなかなか快適。
■機内食
離陸してすぐ,到着2時間ほど前の2回提供があった。
最初の機内食。"chicken with egg or chicken curry?"と聞かれて「どっちも鶏かい!」と思いながら「chicken with egg」を選択。
▲なんのことはない。親子丼だった。なるほどね…(味付けがちょっと甘かったのは秘密…)
うとうとしている間に2回目の食事。
▲パスタとテリヤキチキンの選択でテリヤキチキンにした。思えば鶏ばっかり…
意外だったのが,terribleなイメージだったユナイテッドの機内食が,そこそこまともになっていたこと。
羽田積み込みだから…?それとも改善に力を入れだした…?
何はともあれ,無事にサンフランシスコ到着。
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仁川空港国内線乗継
http://yooin.exblog.jp/23539456/
2015-04-30T00:00:00+09:00
2015-08-08T23:00:22+09:00
2015-08-08T23:00:22+09:00
yooinchoi
未分類
仁川空港の国内線チェックインカウンターのOPENは,出発時間の2時間前からでした。
国際線で到着時には税関通過のため,預け入れた荷物をピックアップして入国することになります。
つまり,入国後は国内線チェックイン開始まで荷物を持ったまま移動することになります。
仁川空港は国際線中心の空港のため,国内線の運航本数が非常に限られています。
そのため,出発ゲートは運航航空会社に関係なく一か所のみです。
セキュリティチェックを超えると上りエスカレーターがあります。
エスカレーターで上がると,長い通路が控えています。
仁川空港の国内線利用時にはラウンジサービスがないため,待合室で待機するしかありません。
制限区域内に売店はなく,手荷物検査で液体を持ち込めないため,チェックイン後早々に手荷物検査に進むよりも,出発1時間前くらいまで一般区域でお茶でもしてるほうが良いかもしれません。
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アシアナ航空 金浦→仁川乗り継ぎ
http://yooin.exblog.jp/22878843/
2015-03-15T00:23:19+09:00
2015-03-15T00:23:26+09:00
2015-03-15T00:23:26+09:00
yooinchoi
未分類
仁川→シアトル:OZ7272便(18:30出発)
アシアナ航空で金浦→仁川乗り継ぎについて,あまり情報がなかったので記録として残しておきます。
空港が異なり,一旦韓国に入国しなければならないため,羽田で預けた荷物は一度,金浦到着時にピックアップする必要があります。羽田でのチェックイン時にも確認しましたが,やはり最終目的地までスルーで荷物を通すことできないそうです。
金浦到着後,仁川出発便までの時間がタイトな場合はすぐに仁川に移動しなければなりませんが…
金浦で韓国入国後,ソウルに立ち寄りたい!
乗り継ぎ便の出発が翌日以降なら何ら問題ありません。問題は,乗り継ぎ便の出発が同日の場合ですよね。
仁川出発便まで十分な時間があるなら,ソウルに立ち寄りたい。その気持ち良く分かります。
でも荷物がジャマなんですよね~。
そんなときはソウル駅の都心ターミナルを活用しよう!
金浦空港から空港鉄道でソウル駅まで行くと,地下3階の改札を出ることになります。
一つフロアを上がると,地下2階でアシアナ航空(仁川出発便)のチェックインと荷物預入,出国審査まで完了させることができます。(仁川出発3時間前までの受付)
ソウル駅に到着したら,ソウル市内に繰り出す前にチェックイン・荷物の預入・出国審査まで完了させてしまいましょう。
時間に余裕を持って空港に向かおう!
ソウル駅でチェックイン時には,事前に仁川空港までの空港鉄道直行列車(Express)の乗車券購入が必要だそうです。不慮の交通の乱れなどを考慮して,時間に余裕を持った列車を予約しましょう。
またソウル市内で用事を済ませたら,予約した列車に乗り遅れないように,余裕を持ってソウル駅に到着しましょう。
仁川空港では優先レーンを使用しよう!
ソウル駅で出国審査まで完了している場合,仁川空港では手荷物検査の優先レーンを使用することができます。(航空会社乗務員と共用です)
手荷物検査のレーンは並ぶことが多いですが,この優先レーンはいつも空いています。ササッと手荷物検査を済ませることができるので,非常にスマートです。
なお,出国審査はソウル駅で済ませてしまっているので,仁川空港で手荷物検査後の出国審査はありません。ソウル駅でパスポートに押印された出国スタンプの確認がある程度で手続きは完了です。
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集団的自衛権を考える
http://yooin.exblog.jp/22204574/
2014-07-15T23:51:00+09:00
2014-07-15T23:51:15+09:00
2014-07-15T23:51:15+09:00
yooinchoi
未分類
第二次世界大戦が終了し,敗戦国の日本は各国から損害賠償を求められた。
その中,セイロン(現スリランカ)はサンフランシスコ講和条約締結の場で,お釈迦さまのこの言葉を引用して日本への損害賠償を放棄した。
日本の戦後の発展は,こうした平和を愛する仏教国の思いに支えられてきた。
はてさて,今話題の集団的自衛権ときたらどうか。
結論を言ってしまえば,日本の戦後を支えてくれた国を裏切り,失望させる愚行ではないだろうか。
集団的自衛権は,日本が売られたわけでもないケンカを自ら買いに行き,殺し合いに参加するに等しい。
他者を傷つけたものは当然ながら恨まれる。場合によっては報復される。報復の仕合いになれば際限がない。
日本がテロの標的にされる可能性もあるし,それに対しての報復論が浮上する可能性だってある。
いままで自主的な武力を否定してきたが,集団的自衛権を肯定することで「日本は武力で他国を攻めるのね。ならこちらも手加減しないよ」と他国に思われても当然だ。
戦後の成長を後押ししてくれた国への恩を仇で返す。現政権が「日本を取り戻す」と言っていたのは,そういう恩知らずな国の姿だったのだろうか。
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鹿洞書院と西生浦倭城
http://yooin.exblog.jp/21637358/
2014-02-01T22:13:22+09:00
2014-02-01T22:13:32+09:00
2014-02-01T22:13:32+09:00
yooinchoi
未分類
言い伝えによれば,幼少期から朝鮮の書物や文化に触れていた沙也可は,大義なき秀吉の朝鮮侵略に異を唱え,講和書と3000人もの部下を携えて朝鮮側についた。とされている。
その後の戦時下での功績を湛えられ,金氏の姓を賜り,その後の生涯を韓国で過ごした彼は,韓国では今なお名高い歴史上の人物である。
3000人という数字の真偽はさておき,かねてより気になっていた場所であったので,今回訪れることにしてみた。
秀吉による天下統一後,諸侯への褒賞を取らせるための土地の余剰が日本国内に乏しかったため,秀吉は文禄・慶長の2回に渡って朝鮮出兵を決めたと言われている。
この2回に渡る朝鮮出兵で,加藤清正率いる日本軍は悪事の限りを尽くし、朝鮮国の国土は荒れ,国が疲弊した(と記録されている。)
この時に,諸侯が秀吉に自らの戦績を報告するために,競って朝鮮人の耳や鼻を切り落として塩漬けにして持ち帰ったものの名残が,いまも京都市に残る耳塚だ。
(考えるだけで身震いしてしまうほど恐ろしい…)
そんな中,加藤清正の右腕でありながら,この度の出兵に異を唱えたのが沙也可だ。
その後の1910年の韓国併合のこともあり,韓国史において長らく憎しみの対象とされていた日本人であっても,当然ながら高い評価を得ている日本人は何人も存在する。
疑うまでもなく,沙也可はそのうちの1人だ。彼の英断と功績は,今なお語り継がれている。
韓国でこれだけ評価されている日本人がいるという事実は,今後の日本と韓国の関係を考えるうえで価値ある足がかりにはならないだろうか。
そう考え,彼の残した鹿洞書院と墓地を初詣替わりに訪れ,今後の相互友好発展を願うことにした。
場所柄にふさわしく(?)この1年の日本と韓国の関係を振り返ってみた。
両国ともに指導者が変わって早一年。隣国どうしでありながら,今なお首脳会談が行われていないという明らかな異常事態が続いている。
冷え切った両国関係の中で,どれだけの国益の損失があっただろう。考えるだけで,何とも悲しいことえはないか。
未だに国益が優先されるこの社会を生きながら,感情が先走ってしまうのは本当に寂しいことである。
安倍首相には,不戦の誓いを立てるのであれば,靖国よりもこういうところを訪問し,献花し「秀吉による朝鮮出兵後には,江戸幕府と朝鮮王朝の間に友好関係が築けていたにも関わらず,不幸にも1910年に韓国併合が起きてしまった。いま,こうして義を重んじて異国の地で称えられている日本人の墓地を訪れ,その日本人の子孫の方々とお会いして,不戦の念を改めて表明したい」としていただいたほうが,よほど両国にとって前向きなメッセージを発信できたのではないだろうか。とつくづく感じた。
同じ不戦の誓いであっても,靖国と鹿洞書院では,ずいぶんと意味合いの違ったものになったのではないかと感じずにはいられなかった。
鹿洞書院の隣に,ガラス張りの建物があった。鍵が掛かっていたので中に入ることはできなかったが,「日本国貴賓 鹿洞書院訪問」と書かれた横断幕が掲げられていた。(写真最後)
どのような人物が訪問したのだろう。そして,貴賓とされる人がこういう場を訪問したにも関わらず,こういうことは報道されず,ネガティブなことばかりがニュースになっている現状を改めて寂しく感じた。
なぜ人は傷つけあうのだろう。。。
そして,金忠善つながりで,文禄の役で加藤清正率いる日本軍が韓国南東部の蔚山に築いた城跡地を見てきた。まさに兵どもが夢の跡。建物の痕跡はなく,日本式に積まれた石垣が残るのみだった。
時は流れ,万物は流転し朽ちる。石垣も所々で崩れている場所があったのが少し残念だ。
清正たちは,ここから海の水平線の向こうにある日本を眺めながら,何を考えたのだろうか。そして,どういう思いでここを去って行ったのだろう。思いを馳せれば尽きることはない。
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OZ177便
http://yooin.exblog.jp/21077789/
2013-09-17T05:47:00+09:00
2013-09-17T05:49:03+09:00
2013-09-17T05:47:05+09:00
yooinchoi
未分類
早朝6:10発のアシアナ航空OZ177便(ソウル/仁川)は
・韓国滞在時は,現地での時間が長くとれる
・乗り換え時には,仁川発午前便に接続できる
という点で,非常に便利です。利用に値する便ですが,ネックになるのは交通手段です。
前日終電だと空港での待ち時間が長くなり,始発電車だと間に合わない。という何ともやっかいな時間です。
荷物が多かったり,複数人であればタクシーも悪くないと思うのですが,一人だったり荷物が少なかったりすると,ちょっともったいなく感じてしまいます。
蒲田・大森に限られますが,早朝便に合わせた路線バスがあるので便利です。
蒲田発 ・ 大森発
早朝割増のため,料金は通常の倍額(540円/2013.09現在)ですがタクシー利用よりもずっと安価にたどり着けます。
到着後は,搭乗締め切りが近いのでチェックインカウンターに直行する必要があります。
もちろん路線バスなので時間が保証できない点もあり,利用は自己責任ですが,早朝なので道はいつも空いており,到着が予定よりも遅れたことはありません。]]>
紅葉の韓国
http://yooin.exblog.jp/19161069/
2012-11-05T22:42:00+09:00
2012-11-05T22:45:58+09:00
2012-11-05T22:42:05+09:00
yooinchoi
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仕事で日本から現地に移り住んだ友人は「以前と何が変わったか説明が難しいくらい,何も変わって無く平和だよ。安心しておいで。」と言い,行って帰ってきた知り合いは「デモとか嫌がらせとか,まったくなかったよ。」と言っていたので,安心して行ってきました。
実際,街は穏やかで,大きな声で日本語を話していようが,何ら問題もありませんでした。
店でも嫌がらせを受けるどころか,非常に店員さんに親切にしてもらい,食欲の秋を堪能してきました。
そして,10月最終週は紅葉のピークで,実にキレイでした。
韓国に行くには,今がベストシーズンなのかもしれません。
■景福宮
■水原華城
■韓国民俗村
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パースからの帰還
http://yooin.exblog.jp/18871350/
2012-09-16T15:34:00+09:00
2012-09-16T15:41:56+09:00
2012-09-16T15:34:08+09:00
yooinchoi
未分類
■パース空港までのアクセス
ホテルからConnect Busを利用しました。
予約はホテルのフロントにお願いしたら,慣れた手つきで手配してくれました。
ただし,TG486便にちょうど合う時間のものが無かったため3時間も前に空港に到着することになりました。
■パース空港でのチェックイン
国際線ターミナルビルはとても小さく,コンパクトにまとまっています。
到着・出発階は分かれておらず,1階の向かって右側が到着ロビー,チェックインカウンターは左側にまとまっています。
キャセイパシフィック航空のチェックイン終了後に同じスペースで,タイ国際航空のチェックインが開始されます。
スターアライアンスゴールドの目印はありませんでしたが,スターアライアンスゴールドメンバーはビジネスクラスカウンターでチェックインできます。
■パース空港ラウンジ
同じスターアライアンスメンバーのシンガポール航空ラウンジがありますが,案内されたのは何故かカンタス航空ラウンジでした。
カンタス航空ラウンジは出国審査・セキュリティチェック通過後,2番搭乗口前にあります。
ラウンジ出たらすぐに搭乗口だったので,本当に搭乗開始直前までゆっくりできます。
ラウンジにはシャワー設備もありましたが,湯量・温度ともに微妙でした。。
軽食の種類は多くありませんが,すぐに機内食を食べることになることを考えると,まぁ十分ではないかと思います。
搭乗アナウンスはありましたが,聞き取りに自信がなければフライト情報をこまめに確認すると良いと思います。
■プーケットにて
バンコクまで行く乗客も含め,機内清掃のため全乗客が一度機内から降ろされることになります。
バンコクから国際線乗り継ぎのある乗客には専用のシールが配布されます。また,バンコク行きフライトに再搭乗する際に搭乗券の代わりとなるプラスチックの板状のものも配布されます。
少し歩いたところにラウンジがあり,受付でバンコクまでの搭乗券を提示したら中に入れました。
数十分の待ち時間でしたが,無線LANや軽食などもあり,ゆっくり過ごせました。
出発ロビーが混雑して,かなり騒がしいのでゆっくり過ごしたければラウンジに足を運んだほうがいいと思います。
プーケットからバンコクのフライトで本当に簡単な機内食が出ますが(この日はトマトペースト入りの冷たくてパサパサしたパンでした)ちょっと微妙なので,空腹であればこのラウンジで少し満たしておくと良いと思います。
■バンコク到着後の乗り継ぎ
「国際線乗り継ぎ乗客はコチラです」と地上係員が案内しているので,その方向に進むと良いです。しかし,乗り換え口まではかなり歩かされます。
セキュリティチェックなどを受けると,C棟側のタイ国際航空ラウンジ横に出ます。
東京行きフライトはD棟なので搭乗口に近いラウンジで休みたければ,D棟まで先に歩いておいたほうがいいです。
しかし,D棟側ラウンジにはシャワーがないので,シャワーを浴びたければこのC棟ラウンジに立ち寄っておいたほうがいいと思います。
ちなみにC棟ラウンジから東京行きフライトのD7搭乗口までは,歩いて10分は掛ったと思います。
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真の「国際化」・「国際教育」とは何か
http://yooin.exblog.jp/12830467/
2010-06-20T01:30:49+09:00
2010-06-20T01:30:49+09:00
2010-06-20T01:30:49+09:00
yooinchoi
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ところがどうでしょう。あまりにも本質を外しているものが多いではありませんか。
多くの場合,「国際化」は「欧米化(特にアメリカ化)」の誤用です。
欧米化することと国際化は別物です。
他国の文化を取り入れ,模倣すること自体を批判するわけではありません。
しかし,それは国際化ではないのです。
それを国際化と言ってしまうと,日本は何もできない国になっていく一方です。
日本がいくらイギリスやフランスやアメリカの文化を取り入れたところで,
世界という舞台ではイギリスやフランスやアメリカには敵わないということです。
では,国際化とは何か。
それは日本という国の強みと弱みを知り,国際社会において弱みをカバーしながら
強みを生かして国際社会での日本の存在価値を高めていく。それが国際化です。
ところがどうでしょう。
若い世代を中心に,日本の文化がどんどんと軽視されている傾向にあるように感じられます。
さらに,日本そのものへの興味関心が薄れていると言えるでしょう。
日本の文化,日本人のモノの考え方が,この国の長い歴史の上でどのように育まれていったのか。
そこまでの議論には至らなくても,日本の歴史について,国土について,地理について,政治の在り方について,どれくらいの人が興味関心を持っているでしょうか。
自国の強みも弱みも理解しないまま,世界という舞台では戦えないのです。
このことは,多くの日系企業(特に電機メーカー)が世界市場で伸び悩み,苦しんでいることからも容易に推測できます。
なら,どうすればいいのか。そこで重要になってくるのが「国際教育」なのです。
しかし,これまた誤解されていることが多いのです。
よくあるのが,「国際教育」を強調している学校(特に中高)で外国語や世界史の類の教育を充実ぶりを前面に押し出しているパターンです。
本来,それらは二の次に行われるべきことなのです。
国際教育とは,国際社会において活躍できる人材を育てる,あるいは日本という国の国際化(上述の意味での国際化)につながるものでなくてはなりません。
ということは,やはり日本の強みと弱みを把握している必要があるわけです。
そしてその上で,他国の強みや弱みを把握し足りない部分を補いあいながら,日本の強みを活かしていき,世界での日本の価値を高めなければなりません。
つまり「社会科」の授業は国際教育の根幹であり,決して数学や英語よりも軽視されるべきものではないのです。
日本の強みと弱みを把握する。それが国際化の出発点です。
そしてその上で,国際社会で戦っていくための論理的な戦略を練る。その上で役に立つのが数理なのです。
それゆえに「文系」だの「理系」だのに分けて,それぞれを疎かにしてしまう日本の教育制度は国際教育を実現する上で,大いに問題なのです。
(ちなみに理系,文系を明確に分けるのは日本の教育制度の特徴で,その起源は明治時代に遡ります。他国にも文理分けが無いわけではないですが,もう少し縛りは緩やかです。明治時代に西洋の教育を取り入れた際に,資金が掛ってしまう理系の教育を学生全員に施す財力が無かった。そのために学生を「選抜」して選ばれし者だけに理系教育を施した,「理系は賢い」という偏見はその名残です。)
これまでの説明だと「それでは外国語は国際教育には必要ないのか?」と思う人もいるでしょう。
そうではありません。ここまでが国際社会で戦うための準備であり,国際教育の土台であるということです。
実際に国際社会で他国と関わっていく際には,外国語(とりわけ英語)は重要です。
日本語を話している国は日本しかないので,なおさらのことです。
しかし,英語以上に大切にしなければならないのは日本語なのです。
現在までのところ,確固たる母語(第一言語)が無ければ第二言語を習得することが困難である。ということが明らかになっています。
少し極端な例ですが,在日日系ブラジル人の子どもたちが良い例だと言われています。
多くの場合,子は親を通して言語の基礎を習得します。
ところが在日日系ブラジル人は生活が楽ではなく,共働きで忙しくしているため,子どもの世話も疎かになりがちなのだそうです。
その結果,幼少期に母語となる言語の基礎(彼らの場合はポルトガル語)を習得できなかったために,その後の第二言語習得(彼らの場合は日本語)が著しく困難になり,日本の学校にも馴染めない。という問題が出ているそうです。
この例からも推測できる通り,基礎となる言語は非常に重要なのです。
ところが,「漢字が書けない」に始まり「日本語が正しく使えない子どもが増えている」と叫ばれ続けています。母語が疎かな状態では,他の言語の習得も難しいのは既に触れたとおりです。
ゆえに母語となる日本語教育の充実は,英語習得のためにも避けて通れないのです。
しっかりとした母語の土台を基に,外国語の習得が可能となるのです。
小学校における英語教育の導入が行われようとしています。言語は早いに越したことはないので,そのこと自体は良いことです。
しかし,日本語教育の授業を減らしてまで行うものではありません。
それでは言語道断なのです。
その上で,今よりも英語力のある人材が育っていくことでしょう。
この段階に達したら,実践すべきなのは「教科の枠を横断した指導」です。
学校の授業は,学校の授業のためだけのものではなく,それを実践で活かしていくものであることを認識し,将来的に活用できるようにならなくてはいけません。
学んだことをツール(道具)として活用できる力が必要なのですが,語学はその最たるものです。
(文法だけ知っていても,会話力が無ければ意味がないということです)
そのためには,教員にも自身が指導する教科の理解だけでなく,広い知識と理解・経験が求められます。
教科の枠を超越し,様々なものを組み合わせる。それによって,より協力な力を発揮していく。
それゆえに「総合的な学習の時間」の存在は重要ですし,それが存在意義だったはずです。
決して小論文などに振り替えられるべき時間ではないのです。
そして,それが可能なのは高校までなのです。
大学では学部に分かれてしまうため,どうしても専門に多くの時間を費やしてしまうからです。
つまり,国際教育においては主要5教科すべてが重要という結論であり,外国語に代表されるように特定の教科だけを強調するような国際教育はあり得ないということです。
現時点では「国際教育」が名ばかりというのが,多くの学校での実態ではないでしょうか。]]>
この国の医療を支えるのは誰か
http://yooin.exblog.jp/12767423/
2010-06-07T21:29:45+09:00
2010-06-07T21:29:45+09:00
2010-06-07T21:29:45+09:00
yooinchoi
未分類
http://archive.mag2.com/0000253983/index.html
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/3660
数年前に財政破綻し,財政再建団体となった夕張市における医療の現状が記されています。
実はこの問題,日本の様々な問題の縮図でもあります。
・少子化
・高齢化
・人口減少
・過疎化
・自治体財政の破たん
・医療問題……etc
もともと学生時代は,コンピュータ理工学のアプローチから「電子自治体」なるものを研究していたこともあり,自治体の抱える問題は専門分野でしたし,関心を持っていました。
この問題は様々な要因が複雑に絡み合っており,簡単に語れる問題ではありませんが,一番最後に挙げた医療問題について考えてみましょう。
日本は少子化と高齢化が進み,人口が減少しています。
高齢社会が意味することは何か。それは医療が今まで以上に重要な存在になるということです。
(ちなみに,高齢化社会と高齢社会は別物です。現在の日本は後者です)
一方で子どもが減っているということは,将来的に医療関係に従事する人間は相対的に少なくなってしまうことが容易に想像できます。
では,医療関係者を取り巻く環境,社会の目はどうでしょうか。
急患の患者がたらい回しにされ,結果として亡くなってしまうケースが何年前からか続いています。
もちろん問題は1つではないでしょうが,最も指摘されていたポイントは「医師不足」でした。
「今,急患を担当できる医師が不在なので,引きうけられない」という理由で多くの病院から受け入れを断られたというのは記憶に新しいところです。
医学部に入学するのは簡単なことではないし,医者になるのも大変なことです。
学生時代,同年代の多くが遊び呆けている中,彼らは医学を志すべくある程度の遊び時間などを犠牲にして勉強に励んでいるのです。
国家試験など越えなければならない壁もたくさんあります。
それほどたくさんの努力を続けてきた彼らに,国民は尊敬の念をもって接してきただろうか。
ありがたさを感じてきたでしょうか。
もちろん,医療関係者や医学生などが,国民からの尊敬を期待して医者になったor志している。とは思わないし,思えません。
しかしながら,自分たちの健康のために尽くしてくれている人々である。我々は尊敬の念を持って接するべきではないでしょうか。
ところが,マスコミはこの件に関して世論をミスリードし続けました。
不幸にも手術が成功しなかった場合には「医療ミス」と決めつけ,ことあるごとに騒ぎたてました。
もちろん人間は完璧ではありません。失敗だって起こします。
だからと言って「失敗した手術」は,本当に「成功したはずの手術」だったのでしょうか。
人間は完璧ではありません。魔法使いではありません。だからこそ,治せないことだってあるはずです。
身内が帰ってこなかった。その悔しさ,悲しさはわかります。
だからと言って,マスコミの影響を受けて「医療ミスだ」と騒ぎ立てるのはいかがなものでしょう。
多くの医者は最善を尽くしたはずなのです。
医者の給与は高い。という批判をする人がいます。
本当にそうでしょうか?勤務の実態に見合っているのでしょうか?いないのでしょうか?
医者になるためには,相当な投資が必要です。
医者になったら,医師不足などの問題もあり体力的に限界を訴える人も多くいます。
様々な犠牲の上に,医者になってくれる人がいる。そして身を粉にして働いている。
そういう人々には,それ相応の賃金で応えていくべきではないでしょうか。
医者になるため,多くの命を救うために一生懸命に勉強し続け,医療に従事しても,すぐに訴えられる。マスコミに騒がれる。
そして仕事は年々ハードになっていく。賃金も勤務の実態に見合わない。
医療現場では(特に地方であればあるほど)現場の悲痛な叫び声が聞こえてくる。
そんな状況で医者を志す者が増えようか。
コンビニ医療,不要な(自称)急患などの見直しも含め,医者になる人に敬意を表し,それを行動に表す。
今こそ,国民が医療問題を自身の問題と強く意識し,真面目に考えることが必要ではないだろうか。]]>
細々と
http://yooin.exblog.jp/10358942/
2009-06-02T22:32:00+09:00
2009-06-02T22:32:03+09:00
2009-06-02T22:32:03+09:00
yooinchoi
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